このままだとどうにもならないなと思いながらじわじわと追い詰められていて、どうにかできないかなと周りを見回していたら「異世界(道中は地獄)行き」と書かれた門の扉が半開きで開いてました。
この扉をあけることができて、尚且つ道中の地獄を無事に抜けることができたら、今とはぜんぜん違うところに行けるのは確かなのですが、その異世界でやっていけるかどうかとかはもう、自分次第ではあるものの半分くらいは運任せになりそうで。
今いる場所だって決断して、あとどうにもならなない部分と運を天に任せてたどり着いた場所だとは思うのですが……。
まずは扉が開けれるかどうかからですが、自身の存在完全消滅覚悟でチャレンジしてみましょうかね……。
この決断からだって逃げ出したくてしょうがないし、この決断だって一種の逃避かもしれないけれど。
情けないけれど自分の行く道って全部逃走経路みたいなものなのかも知れませんね。
……どうせなら香澄との愛の逃避行がいいなぁ。
香澄「マスター。その道中(地獄)って、私にとってはある意味里帰りなのですが」そういえばそうだねぇ。というかあの場所に完全に戻ることになったなら色んな意味で笑うしか無いわ。
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